9月下旬より、千葉県立保健医療大学の看護学部3年生の
実習がはじまりました。
看護師のたまごの学生さんには、医療と福祉の連携方法などを学ぶだけでなく、メンバーとの関わりの中での気づきを大切にしてもらいたいと思い、今期から学生さんとメンバーだけのミーティングを設けています。
今回は、ミーティングを終えた3人の学生さんたちに感想をアップしてもらいました。
たぬき工房さんでの実習では、革細工や、学生主体のミーティングを体験させていただいたり、メンバーミーティングというものも見学させていただきました。
作業中や昼食時には実際にコミュニケーションをとり、利用者さんや施設での生活について知ることができました。お話していく上で、心の病を抱える方がどのような支援を求めているのかということについて、お聞きすることができました。
私たちは支援すると言うと直接的な介入をまず考えてしまいがちですが、実際は直接的な介入というよりも、そばで見守り寄り添う姿勢や、助けを必要としている時に適切なサポートができるような姿勢でいることがとても大切であると学びました。また、疾患や入院のことに対して過度に干渉せず、いつも通りに接すること、日々の生活の中で、支援する側が常に一貫した態度をとることも大切であると学びました。
わたしたちは普段生活している中で、生活リズムや時間をそんなに気にしていませんでした。しかし、身体的、精神的に安定した生活を送るためには、まず生活のリズムを整えたり、時間の区切りを明確に提示するなど生活のペースを整えることの大切さを強く感じました。そのような部分を整える役割を果たしているのが地域施設の大きな役割の一つであると考えました。
貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。
千葉県立保健医療大学 3年 内條友絵・前島郁乃・飯塚奈緒美
小さなチャンスをどう使うかを一緒に考え、実践していくところに実習の意味があります。 スタッフとしても勇気の要ることですが、
このような挑戦ができるのも学生さんを支える
実習担当の大学教員、中村先生と松田先生との 連携があってこそです。 これから年末までの数か月、たくさんの学生さんたちの
挑戦が続きます!
それでは恒例、自分への一言
「多くのことを経験し、学ばせてもらうことができて良かったね!
2日間の学びを今後に生かそう
内條友絵
「普段できない良い経験ができたね。吸収してきたこと、
教えていただいたことをこれからの学びにもつなげていこう!」
前島郁乃
「実習で学んだことを心に書き留めて、これからの自分に活かしていこう」
飯塚奈緒美
byスタッフ/おぐろ