4年振りの再会

     左の写真が演奏時で、右がコカリナケースです。

全国的に敬老会ムード漂うこの連休、嬉しい再会を果たしました。

再会したお相手とは、「コカリナ」という楽器の音楽サークルを主宰してい佐藤充弘さん(写真 右の方)です。

君津市内の老人保健施設で行われた敬老会のゲストとして、千葉県柏市からいらっしゃいました。

佐藤さんとは、4年前に幕張メッセで行われた障害者ワークフェアに出店した際にたぬき工房のブースに立ち寄っていただき、その後、コカリナを入れるケースのご注文を頂いて以来のお付き合いです。このコカリナケース、とても評判が良く、これまで相当数作らせていただきました。

以前に納品したケースをお持ちの方が多く、使い込まれ、柔らかな色合いと手触りになった懐かしいコカリナケースにも再会。

一度に数十個いただいた注文をどう仕上げようかと、みんなで悩んだ頃のことを懐かしく思い出しました。

 

佐藤さんは、視覚障害者の方にパソコンを教えていらっしゃいます。

今回出演されたコカリナサークルの皆さんの多くが視覚障害をお持ちで、譜面を読める方(見える方)は数名だそうです。

佐藤さんはサークルの皆さんの目となって譜面を読み、コカリナを教えていらっしゃるそうです。

はじめて聞いたコカリナの音色は思った以上に響きのある音で、20分のステージはあっという間に終わってしまいました。

 

さて、この「コカリナ」。陶器製の「オカリナ」と違って木製で円筒状の小さな楽器です。

材質によって響きが変わり、小さなコカリナほど音域の高い音が出ます。

今日は、そのコカリナを撮影してメンバーに見せ、ブログにもアップしようと意気込んでいたのですが、佐藤さんとの久々の再会で余計な話に花が咲き乱れ、すっかり撮影させてもらうのを忘れてしまい、大失敗。

今回は、あらたにご注文いただいた7つのうちの5つを納品。手にされた方はケースのデザインを指の感触や、佐藤さんのお話からイメージされるそうです。

みなさんも、このケースのかたちから「コカリナ」をイメージされて下さい(汗)   By スタッフ 小黒(おぐろ)